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No.1
シュレック(Sherk) 2001/米
製作総指揮 ペニー・フィンケルマン・コックス / サンドラ・ラビンズ / スティーブン・スピルバーグ
製作 ジェフリー・カッツェンバーグ / アーロン・ワーナー / ジョン・H・ウィリアムズ
監督 アンドリュー・アダムソン / ビッキー・ジェンソン
脚本 テッド・エリオット / テリー・ロッシオ / ジョー・スティルマン / ロジャー・S・H・シュルマン
原作 ウィリアム・ステイグ
音楽 ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ / ジョン・パウエル
出演 マイク・マイヤーズ / キャメロン・ディアス / エディ・マーフィ / ジョン・リスゴー / バンサン・カッセル / ピーター・デニス / ジム・カミングス

フルCGムービー
スピルバーグ率いるドリームワークスが、「アンツ」に続き放ったフルCGムービーの第2段です。映画館で見逃したので楽しみにしていました。
DVDは1枚
DVDは、1枚で、本編(約94分)と特典映像が入って、価格は3,980円です。特典映像には、メイキング、世界の吹き替え版などや、DVD-ROMの中には、ゲームや、シュレックの吹き替えスタジオという自分の声を映像にインサート出来るもの入っています。しかし、マックではDVDーROMを見ることが出来ません。今まで買ったDVDで、DVDーROMをマックで使えたものはありません。マックしか所持してない人は、価格的に損かもしれませんね・・・プレイヤーで見られるようにならないのでしょうか?
メニューまでの表示は早い
プレイヤーにディスクを挿入すると、ドリームワークスのオープニングムービーに続きメニュー画面の英語、日本語の切り替え画面がでます。再生からメインメニューが出るまでの時間は、約40秒です。メインメニューで、本編再生などを選択すると、メインメニューに出ているキャラクターのちょっとしたアニメーションがあって、再生になります。メインメニューから特典映像の中になる「シュレック・カラオケ・パーティー」に直接リンクできる隠しボタンがメインメニューにあります。
内容・技術
お話は、お姫さまを助けるというごくありふれた内容なのです。おとぎ話に出てくるキャラクターを効果的に利用して、物語を盛り上げています。「三匹の子豚」「ピノキオ」「赤ずきんちゃん」など皆さんもご存知のキャラクターが出てきます。英語版は、主人公のシュレックにマイク・マイヤーズ、相棒のロバにエディ・マフィー、お姫さまにキャメロン・ディアスといった豪華な俳優が声優を担当しています。日本語版では、シュレックに濱田雅功、ロバに山岸宏一、お姫さまに藤原紀香いたタレントが担当しています。日本語版はちょっといただけない気がしました。しかし、ロバの山岸さんは、さすがという感じがしました。
見ているとCGということを感じさせません。多分CG映画というと一歩引いてしまう方がいると思うのですが、そんな方でも素直に見られるものに仕上がっています。前作の「アンツ」や、ピクサーの「トイストーリー」などは、キャラクターの質感が堅かったり、プラスティックのようなものだったりとどこか人工物的なモノでした。技術の進歩で、キャラクターの質感に毛や、柔らかさといった表現が可能になりました。ピクサーの「モンスターズインク」などもそうですが・・・
DVDに収録されているメイキングでもスタッフが技術的なものを語っているのですが、2年前には出来なかったことが今は出来るようになったというインタビューがありました。CG映像の進歩のスピードに驚かされます。
評価
お話、技術などがバランスよく、映画としても最後まで楽しく見ることが出来ました。カメ001的には、このDVDを買ってとても良かったです。お買い得度は、Aランクというところでしょうか・・・